カリフォルニアのスポーツクラブライフ
〜CAからKIIKOがレポート〜


今は見慣れた光景、でも昔は凄いと思った。ジムの前にはベンツやマスタング、BMW、フェラーリがずらりと並ぶ。Valet parking system これは、エグゼクティブ会員のみに与えられたステイタスサービス。ジムの前まで車をつけてpark boyに鍵を渡すだけ。フロントが手際よく連絡を回すのでチェックアウトしてジムを出るとマイカーは横付けされている。Park boyに渡すチップは1ドルが相場。日本にもこのシステムを取り入れているジムもあるだろう。CAでは全てのジムがそうではないが、大手のいわゆる会員費が高いと言われるジムはこのシステムを持つ。Park boy のアレックスいわく、高級車を並べておくとジムの品格が上がるからそうしてるんだ、日本車も多いよ、たまにレクサスは置くこともある。ちょっと離れた駐車場にアレックスはいつもハーハー言いながら走ってる。彼らのおめがねに外れた車は、そこに止められている。会員がジムを出たと同時に車を渡すことがチップにつながる。毎日エクササイズだよ、と、夢を掴みにメキシコからやってきたアレックスは笑う。
レギュラー会員も5ドル支払えばいいので、何度か使ったことがある。私の車は遥か彼方の駐車場へ行ってしまった。しかし帰りにはぴったり待っていてくれた。洗車くらいしとけばよかった、、とは後の祭り。
写真提供:BODY ART JAPAN)
   エグゼクティブ会員費用はレギュラー費用に比較にならないくらい高く、特典も沢山ある。ロッカールームも別。専用サウナ、ガウン、ドリンクサービス、そして、マッサージも受けられる。しかし中にはエグゼクティブルームが静かで寂しいとレギュラーロッカーにいりびたってるマダムもいる。レギュラーロッカーもまんざらでもない。タオルは山のように積んであってどの人も何枚ものタオルをごっそり抱えてサウナなどに持っていく。
もちろんエクササイズにも何枚も持っていく。ジムのいたるところにタオルケースは置いてある。裏方では大勢のメキシコ人が、何台も置かれた洗濯機と乾燥機の前でタオルの山と戦っているというのに。省エネそしてリサイクルの国で育った私が使うタオルは二枚が限界。それ以上はエネルギーの無駄、常識外。タオルを使用済み専用ボックスに入れない人も多い。タオルを拾い集めるだけの係りもある。決まってそういう仕事はメキシコ人がしている。ニコニコ笑いながら実に楽しく仕事をしている。特に南CAにはメキシコから沢山の労働者が入ってくる。彼らにCAの産業は支えられている。道路工事、清掃業、ファーストフードなどは、メキシコ人ばかりだ。ジムのドリンクサービスもしかり。ハッポウスチロールの大きなカップに氷を入れてミネラルウオーターが飲める。ごみ箱は、沢山のカップで満杯だ。日本のようにごみ選別の区別はなくリサイクルに回るとも考えられない。
アメリカ人はまだまだリサイクルへの認識が不足している。高い会員費を払って来ているのだからこういったサービスを存分に利用するのが正当で、ジムのほうも割り切っていて、会員がどれだけタオルを使おうとどれだけ飲料水のカップを使おうと全く問題ではない。タオルについては、日本なら、一人二枚までにお願いしますと書かかれるか、フロントで渡すだろう。

 
ジムに通っていると、日本とアメリカの違いが面白いほどに見えてくる。
いろんな角度からそれは無限に広がっていく。          to be continued…./KIIKO

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