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社会福祉法人クピドフェア 夏祭り2002開催される
〜身障者・高齢者・健常者 みんな一緒にエクササイズをしました〜

北海道岩見沢市にある社会福祉法人クピドフェアにおいて、7月25日(木)「夏まつり2002」が行われました。テーマは「元気 元気 元気」。
27回目となる今年は初めてゲームメーカーのナムコを中心として、体操をハースコーポレーション、化粧の実演をソニーPCラボラトリーズといった企業が初参加する夏まつりとなりました。午後1時から自衛隊の演奏から始まり、最後はこんなに打ち上げるの!というぐらいすごい花火が終了する夜8時まで、休むことない賑やかな時間でした。

●クピドフェアって?●
クピドフェアは、身障者と高齢者のための社会福祉法人です。施設はさすが北海道らしく広い敷地と大きく明るいつくりになっており、何よりも感動したのは、多くの生産部門を持っていること。ベアリングといった精密なものからCG映像の開発など多くの部門があります。自家焙煎のコーヒーショップのコーヒーもごちそうになりましたが、とんでもなくこれがおいしいのです!自立を目指し、身障者、高齢者、健常者が当たり前に笑い話している姿は、理想的な融合がありました。くわしくはこちらのHPをご覧ください。 
●クピドオリジナル体操●

夏まつりでは、オープニングでまず景気付けに15分、音楽に合わせて体操を行いました。リードは当日「3人娘」(?)と紹介された、有吉与志恵インストラクター、地元北海道で活躍する山田泰子インストラクターと藤井麻里子インストラクターです。体操は身障者、高齢者、健常者が全員でできる画期的な内容で、オープニングから大いに盛り上がりました。オープニングの閉めは、クピド代表の宇津木さん、安田さん、平さん、3人とテーマの元気!元気!元気!を会場一体に声を出して、一気にイベントを賑やかにしました。

 その後、焼き鳥やラーメン、ビールなどの出店を楽しみながらステージではワニワニパニック大会やマウンテンバイクショーで更に盛り上がり、いよいよ3人の本番、クピドオリジナル体操です。会場はお腹もいっぱいになり、ほろ酔い気分の参加者で賑わっています。
 そこにまた、3人娘(?)が登場です。今度は誰もが知る「365歩のマーチ」が流れ、マーチの軽快なリズムが何となく体を動かし心を弾ませるようで、会場がざわめきます。その中でまずは、ゆっくり解説を交え少しずつ覚えるように歌いながら、始まりました。
 ステージでは、クピド代表の山本さん、若松さん、西野さんを交え、山田インストラクターが立ちバージョン、藤井インストラクターが座りバージョンをリード。有吉インストラクターの元気な声にみんなで合わせて歌いながら会場が一体化していきます。そこには、子供から大人、身障者、高齢者、健常者、関係なくみんなで楽しく体操をする姿がありました。まさしくそこには、それぞれの枠や壁を超えたこれからの社会が必要とするであろうフィットネスがありました。15分の短い時間の中で、体操を覚えて1番を3回繰り返し、「来年までに覚えておいてくださいね〜!」の3人娘の挨拶で体操は終了しました。

来年は司会のタケさん曰く2番をつくる約束になっているとのこと。3人娘は「どうしよう〜」と苦笑いしながら、楽しそうに来年を楽しみにしているとのことでした。

●エンディング●

夏まつりはかなり大がかりなイベントで、その後、ジャズピアノコンサート、ブレイクダンスショー、地元の太鼓集団の演奏、盆踊り、よさこいソーラン、と続き、最後は花火大会です。その時には、会場は2000人の人で埋め尽くされ、最後の盛り上がりを見せます。
急遽司会のお手伝いを有吉インストラクターがやるなどハプニング(?)の中、盛大な花火で夏まつりは幕を閉じました。毎年、自治体、市民、企業が参加してみんなで楽しい時間を過ごすクピドフェアの夏まつり。来年はぜひみなさんも参加してみてください。
また、お近くに行った際は、寄ってみてください。クピドオリジナルの素朴でかわいい小物から石鹸、コーヒー、はたまた熱帯魚何てものも販売しています。お薦めです。(K)