第15回ACSM/HFI 資格認定認定テスト
教習ワークショップ開催される


さる8月19日〜23日に年に1回のACSM/HFI 資格認定テスト教習ワークョップが行われました。この資格は大変ハードルの高い資格として知られています。昨今、様々な資格の認定がフィットネス業界を賑わしていますがACSM(アメリカスポーツ医学会)の認
定する資格は、系統立てられたシステムと実務的なプログラムに構築された質の高い資格として業界に知られています。このHFIは予防医学的な側面からの運動処方
に関わりをもった資格として、高い評価を得ております。
今回15回の認定で、ハイレベルであるという、知る人ぞ知ると言う資格です。

     問い合わせ 社)日本エアロビクスフィットネス協会

今年はメディカル色の濃い、講演内容が続々と続きました。医者の立場の講師から、インストラクターとしてどのように生活習慣病をとらえ、今後生き残るインストラクターになるんだと渇を入れられる一幕も…
21世紀は生活習慣病との戦いです。インストラクターとしてどのような情報を収集し、どのようにクライアントを動機づけるのかが今後の大きな課題であるように感じました。

年に1回の集合の機会です。お勉強、業務、情報交換に夜の交流にと大忙しの皆さんでした。

深代泰子先生とトレーニー・試験官・被験者の集合写真(一部ですみません)
ステーション1 身体組成 柔軟性 筋力

これは身体組成 柔軟性 筋力のステーション1の実習光景です。中でもダイエットプログラムで重要な皮下脂肪の測定にはかなりの方が苦労されていました。ここで的確な評価を出し、目標設定をさせ、エクササイズの実習に入ります。柔軟性と筋力の測定とそれらの強化トレーニングを行います。ここで評価されるのは正確な測定技術と評価です。その評価を受けてどんなトレーニングを選択するのか、その際の実演の指導能力を見られます。
具体的に言うと、筋肉や部位の示し方、準備運動の提案、姿勢の指示、トレ−ニングの際の実技などが評価されます。

ステーション2 ヘルス/フィットネス相談

一般的に皆さんはケーススタディーと呼んでいます。ここではクライアントの状況の記載がされていて、そこから危険因子、リスクの見極めを行い現在の体力レベルがそのクライアントの健康評価をする上でどんな意味があるのか。そして体力測定の結果、目標にすべき具体的な指標を示し、そのエクササイズの種類、頻度強度、時間などを具体的に運動処方におとしていく。この様な基本的な運動処方をカウンセリング形式で行います。ここでの一番の関門は、コミュニケーションスキルです。前向きな言葉を使い
アイコンタクト等の相手との姿勢を見られます。権威的になりすぎずしかし、危険因子などの説明は明確に行う。相手をうまく動機づけるなどのファクターがあり、実技を行わずコミュニケーションだけの試験は、皆さんとても緊張されたそうです。

ステーション3 身体作業能力(PWC)テストの準備と実施

これは皆さんがエアロバイクなどで行う身体作業能力テストを手動で行うものです。準備では器具のキャリブレーションからテストの際の環境整備緊急時の手続き等を確認し、クライアントへの説明、インフォームドコンセントについての確認やRPEの尺度の説明などを行います。そしていざ実技へ、心拍数、血圧を確認しながら負荷を設定します。1ステージ3分間の中でのたくさんの技術が要求されます。これには皆さんかなり四苦八苦でした。
普段行わない血圧測定などの技術には賛否両論も有りますがPWCの特性を考えるとこの経験は大変重要な事ではないかと思います。(Y)

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